おすすめ【SF映画】『12モンキーズ』は奇才が描くタイムトラベル&サスペンス！ - タレント、芸人、ユーチューバーの好きなモノ&おすすめ！

『12モンキーズ』

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こんな気分で観よう！

タイムトラベルもので話の展開も速めなので、少し気合いを入れて観ないといけないかも。片手間に観てるとサッパリわからなくなる可能性があります。完成度の高いストーリーにのめり込むように観てください！

どんな映画？

奇才の魅力が詰まった映画

一般には理解されにくい独特の世界観を持つ監督が良い脚本と出会い傑作が産まれる…。割と良く聞く話ですが、『12モンキーズ』もそんな作品のひとつ。

ストーリー

いわゆるタイムトラベルもので、サスペンス的な謎解きも楽しめる作品です。主人公のブルース・ウィリスが世界を破滅させた事件を止めるべく過去と未来を行ったり来たりします。そこに12モンキーズと呼ばれる団体の存在が加わり、謎解きのようにストーリーは展開します。最後にもちゃんとタイムトラベルものらしい感動的なオチがあります。

【作品情報】

『12モンキーズ』
【製作年度】1995年
【製作国】アメリカ
【監督】テリー・ギリアム
【ジャンル】SF・サスペンス映画

観どころその1

他の作品は意味不明！だが…

奇才テリー・ギリアム監督は、『未来世紀ブラジル』や『バロン』なと、一部のファンには熱狂的に支持されていた監督ですが、その映画の内容は独特すぎて一般受けはしませんでした。

実際、両映画を僕も観ましたが、内容は意味不明。到底僕には理解不能でした。独りよがりが過ぎます。でも、どこか魅力的なんです。独創的なヴィジュアルがカッコ良くて僕は惹かれました。

奇才と呼ばれる監督は、自身で脚本を担当すると一般には理解不能な作品が出来上がる傾向がありますよね？笑

観どころその2

いい脚本との出会い

そんな監督が良い脚本に出会って、僕たち一般人にも理解できるストーリー、かつ独創的で魅力的なヴィジュアルの映画に仕上がったのが『12モンキーズ』なのです。

今ではドラマ化されるほどの評価の高い作品です。ドラマになるということは脚本が良いということです。

観どころその3

ブラピがいい味です

ストーリーはもちろんですが、主人公が時間旅の際に出会う人たちも魅力的です。特に精神科で出会うブラット・ピットは、第２の主人というくらい重要なキャラクターで、かなりヤバい味を出しています。少しイカれたキャラをカッコ良くプラピらしく演じております。

観どころその4

細かなギミックがカッコいい！

テリー・ギリアムらしい独特のセンス溢れるギミックが最大の魅力です。タイムマシンだったり、異様な科学者だったり…。

斬新な透明の防護服

ブルース・ウィリスが汚染された未来の地上の検査に出ます。蜘蛛を採取したり、熊と出会ったりします。動物たちは汚染された地上でもたくましく生きているようです。その時の防護服が透明のビニール傘みたいな素材なんです！透明だとなんか本当に防護してくれるのか機能的に不安になっちゃいますが、斬新です。

大仕掛けなタイムマシンも透明！

タイムマシンは、大掛かりな機械的デザインで、ブルース・ウィリスが乗るタイムマシン本体も透明な素材でできています。マシンの作動も大掛かりで複数の人数に動かします。工場みたいで大時代的でカッコ良いんです！このタイムマシンにより何度も過去に向かいます。

個性ありまくりの科学者たち

なぜかサングラス率の高い個性的な科学者たち。彼らが現在の汚染された地上の原因を突き止めようと、タイムマシンを作ったのでしょう。

しかし、彼らはどこかマッドサイエンティストぽくて、モニターがいっぱい固まった変な機械で語りかけたりします。

絵画のような映像

タイムマシンはまだまだ未完成で、間違った年代に送られることがあります。ブルース・ウィリスも一度、第一次大戦の真っ只中に送られてしまいます。このときの戦線の映像が色味とかライティングとか昔の絵画風に撮影されていて、カッコいいです。この第一次大戦に送られたことがきっかけで、妄想ではなく本当のタイムトラベラーだと信じることになります。