おすすめ【スリラー映画】『ノーカントリー』はジェイソンやレザーフェイスに匹敵する新しいモンスターを産み出した!
『ノーカントリー』
どんな映画?
ベースはスリラーだが…
『ノーカントリー』は、アカデミー賞ほか数々の賞を受賞した評価の高い映画。大筋はギャングのお金を盗んだ男モスが、迫り来る恐ろしい殺し屋からあの手この手で逃げていくハラハラドキドキのスリラーです。どんでん返しのオチがあるとかではありませんが、意外性のあるラストも魅力のひとつです。その意外なラストにスリラー感覚で観ていると拍子抜けしてしまうかも?しかし、ただのスリラー映画で終わらなかったところが当作品が評価される理由です。
新しいモンスターの登場!
この映画はスリラー界に新しいモンスターを生み出しました。『13日の金曜日』のジェイソンや『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスのような見た目や挙動が怖いモンスターではなく、モンスター役をただの人にしたことです。この殺し屋であるモンスターは淡々と人を殺します。怖い表情を見せることもなく、常に無表情で襲ってくる彼にはジェイソンやレザーフェイスに匹敵する恐ろしさがあります。
BGMが極端に少ない
当作品にBGMが少なく、効果音のみので演出しています。その方がより緊張感が増し、殺し屋が少しずつ迫ってくるホラー映画のような展開に手に汗握ることができます。
三度の飯よりココが好き!
悪役のインパクトが絶大!
見た目もかなりヤバい
やはり当作品の魅力は悪役である殺し屋にあります。黒ずくめの服装に、黒い長髪にギョロッとした瞳で、殺人用の怪しいボンベを持つ姿は、ジェイソンやレザーフェイス並のインパクトがあります!
人殺しに理由がない
彼は、次々と出会う人を殺していきます。彼が人を殺すのには理由がありません。快楽殺人でもなけれは、お金のためでもないようです。ラストの話に少し関係してきますが、彼に殺されるのは交通事故に遭うようなものなのです。それを表してか彼の殺人兵器は、牛を殺すための道具。ボンベの空気を高圧縮して発射するボンベで、人を撃ち殺していきます。彼にとっては牛を殺すのも人も殺すの大差ないのです。全く共感しえない人殺し。だからモンスターなのです。意味のわからない殺人が増えた社会に絶望を感じるている老人の保安官。当作品の語り部でもある彼のナレーションから映画は始まります。
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