おすすめ『オチ映画』最後にすごいオチが待っています！ - タレント、芸人、ユーチューバーの好きなモノ&おすすめ！

『ファイトクラブ』

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どんな映画？

マッチョな映画！

社会性に縛られまくっている主人公がプラピ演じるタイラーと出会い男らしいマッチョな生き方に目覚めます。タイラーは会員制の「ファイトクラブ」をつくり、様々な方法で社会を壊そうとします。そして、最後には大どんでん返しが待っています。

ラストに大オチあり！

上映当時から最後に大オチがあると噂され、観た人は口外しないようにと宣伝されていました。同監督の『セブン』のラストのオチが評判だっただけに、同作の期待度はかなり高かったです。『セブン』に負けず劣らずの大オチが待っています。『シックスセンス』のようにオチを知ってからもう一度観る楽しみがあります。

大オチのヒントは一人称

ヒントはこの映画が主人公の一人称で語られているところにあります。一人称とは、「僕」、「私」で語られる物語です。

殴り合いから始まる！

最初は主人公とブラピの殴り合いから始まります。2人の殴り合いに魅了された男たちが集まり「ファイトクラブ」が結成されます。ケンカもしたことないような社会に去勢された男たちが、殴り合いをすることで男性性を取り戻し、社会に反逆していきます。主人公がだんだんアウトローになっていく過程がワクワクします！

三度の飯よりココが好き！

ブラピの中で1番人気のキャラクター！

当映画のブラピが演じるタイラーのキャラクターは、イギリスの有名映画雑誌で好きなキャラクター１位になるほどの人気ぶり。ブラピと言えばこのキャラクターという感じです。アウトローで、個性的かつオシャレなファッションが魅力的でした。

オープン二ングカッコいい

当映画は、当時まだCGが全盛でないころに、目立たないところで上手くCGを使っています。中でもCGを使用したオープニングはとてもカッコよいです。

住宅街でゴルフボールを打ち込む！

男性性を取り戻し社会から離脱しつつある主人公が、ブラピと仮住まいの屋敷の外でゴルフの打ちっ放しをします。近隣の住宅に打ち込まれるゴルフボールがガラス窓を打ち破る音が、闇夜に響きます。2人は、まるで山中のように気にせず打ちっ放しをしています。アウトロー感丸出しのいいシーンです。

「ファイトクラブ」の活動にドキドキ！

「ファイトクラブ」ができていく過程がドキドキします。クラブ内でのルールがあったり、リーダーのブラピの司令で色々と社会に反逆していきます。痩身クリニックから廃棄された脂肪を集めて石鹸を作ったり、知らない奴にケンカを打ったり、「ファイトクラブ」の活動をする男たちはみんな生き生きとしています。まるで、暴走族を立ち上げたような高揚感のあるシーンです。

臓器が一人称で語られる！

小ネタでありながらも、ラストの大オチにも関係してくるシーンです。主人公とブラピは、廃屋の屋敷に勝手に住んでいます。そこの地下で、主人公はある本を見つけます。その本はとても変わっていて、人間の臓器を一人称で語っている本なのです。例えば、「僕はジャックの脳の延髄です。心臓、血圧、呼吸をつかさどっています。」「私はジルの乳首です。」など…。主人公もその本に影響を受け、「僕は恐怖の汗です。」などと、心で考えたりします。とても印象に残るセリフです。この映画では、一人称で語られていることがとても重要なのです。